カカオ、チョコ、チェリー、ハーブの風味。円やかな口あたりのコーヒーです。





インドでは、コーヒーは1993年まで政府の専売品で、生産者はチェリーまたはパーチメント
（チェリーの果肉部分を除去し、豆に殻のついた状態。コメでいう玄米。）の状態で政府に
コーヒーを納品していました。その後、1997年には完全自由化となりました。
ジェイコブさんの営むバドラエステート＆インダストリー社がコーヒーの栽培を始めたのは
1943年のことです。その当時から、伝統的な手法を大切に、農園のある土地と農園で働く人々
へ敬意を払いながらコーヒーを作り続けてきました。同社ではベッタダカン農園を含めて3つの
コーヒー農園を所有しており、3農園の総面積は619ha（1,530エーカー）にもなります。
バドラ社の農園は深い森の中にあるため、農園の働き手でもある地元コミュニティの住民た
ちは農園の敷地の中に住み、雇用の保障、医療へのアクセス、学校教育、託児所といったさま
ざまな支援を受けています。


地域：カルナータカ州　チックマガルール県　ババブーダンギリ　パンダラバリー
標高：1,330 ~ 1,520 ｍ
生産者：ジェイコブ・マンメン、バドラ・エステート&インダストリー社さん
品種：SLN 795
生産処理方法：Washed

Aroma：★★★
Acidity：★★
Sweetness：★★★
Bitterness：★★★★
Body：★★★★